機械安全

安全設計の考え方

フォールトアボイダンス(fault avoidance)

簡単に壊れない、信頼性の高い部品や製品を作ること。(信頼性を高める最も分かり易いやりかた) 適用例 宇宙船の部品、医療機器、自動車のブレーキ 等 日常生活においても、少し高くても良い物を使う等、この方法が用いられています。
安全設計の考え方

フールプルーフ(fool proof)

人間が機械の操作や取扱いを間違っても、人間が危険な状態にならないように設備をつくること。 「うっかり」や「ぼんやり」といった、“意図しないあり得る行為”を抑止する手法で、身近な設備機器に多くの適用例があります。 適用例 電気洗濯機の場合フタ...
安全設計の考え方

フェールセーフ(fale safe)

機械や設備が故障しても、事故・災害が発生しないように、定められた安全側の状態を保持し、作業の安全を確保する仕組み。『失敗しても安全である』ことを意味している。 フェールセーフを理解するには「安全側」と「危険側」という認識が必要である。また、...
安全設計の考え方

本質安全化の考慮項目(例)

【本質的安全設計方策(ISO12100)】<本質安全化の要素> 幾何学的要因及び物理的側面の考慮機械設計に関する一般的技術知識の考慮適切な技術の選択構成品間のポジティブな機械的作用の原理の適用安定性に関する規定保全性に関する規定人間工学原則...
安全設計の考え方

「危険検出型」と「安全確認型」

危険検出型 危険であることを検出して、運転を停止する。 検出できなかった危険が存在する場合も運転許可される可能性がある。(危険が検出されない限り、安全と解釈して、運転を継続する。)※「人の判断・行動」は危険検出型になるケースが多い。 危険検...