圧⼒容器事故(列記)

★「反応槽内の爆発事故」

第1種圧⼒容器(反応槽)事故 有機化学⼯業 製品製造業
7名被災
第1種圧⼒容器(内容積17.4⽴⽅㍍最⾼使⽤圧⼒0.69MPa)
反応槽内の⽔素を窒素で置換後、反応槽につながる配管へ閉⽌板を挿⼊する作業中、反応槽内で爆発が起こり、マンホールの蓋(130kg)が約17㍍⾶んだ。
配管途中のバルブに漏れがあり、反応槽内に⽔素が逆流。
作業開始前に⽔素濃度を測定していなかった。
異常警報の発報にかかわらず、適切な措置をとらなかった。

★「圧⼒容器内の熱湯を浴びた」

第1種圧⼒容器(精錬器)事故 繊維⼯業
2名死亡
第1種圧⼒容器(内容積49⽴⽅㍍最⾼使⽤圧⼒0.54MPa)
精錬器内の装置に異常が⽣じ、確認のため減圧後容器の前扉を開いたところ、容器内に残留していた熱湯がこぼれ浴びた。
精錬器内に相当量の熱湯がたまり、排⽔がなされなかった。
容器内の⽔位を確認しなかった。
作業標準が策定されていなかった。