管理業務関係災害

熱中症

熱中症<参考②> 汗のかきかた

○発汗漸減 汗が多量に出たときや、湿度が高くて汗の蒸発が妨げられると、汗は皮膚面に溜まり、流れ落ちるだけになります。このような状態で汗をかき続けていると、次第に汗の量が減ってくることになります。この汗の減少は、次のような順序で起こります。 ...
熱中症

熱中症<参考③> 加齢と体温調節機能

○高齢者の体温調節反応 高齢になると、体温調節反応が鈍くなり、暑さ寒さへの対応能力が弱くなってきます。気温が急に上がっても、皮膚の血流が増える対応が遅く、その増加度も少なくなります。また、汗が出始めるのも遅く、汗が現れる体温も高くなり、その...
熱中症

熱中症<参考④> 高温環境下の作業限界

○「高温環境下の作業管理」 下表は、一般従事者が高温環境下で、健康障害を起こさないと考えられる作業の限界を、作業強度別に設定して示されています。 作業--休憩管理作業強度 軽作業 中等度作業 重作業 連続作業30.0℃26.7℃25.0℃時...
熱中症

熱中症<参考⑤> 水分出納のバランス

○夏場の発汗量と消費エネルギー 高温・多湿環境における労働は、大量の発汗を伴います。夏場は、筋肉労働をしなくても、1日に2~3リットルの汗をかきます。(1日に7~10リットルの発汗も記録されているそうです。)この2~3リットルの発汗に必要な...
熱中症

熱中症<参考⑥> 早期対応と水分補給

○早期対応 熱中症には早期の対応が大切です。少しでも異常が認められたら、次のような応急手当が必要です。 涼しいところで安静にする 水やスポーツドリンクを飲ませる 下記のような体温を下げる措置をする・衣服をゆるめ風通しを良くする・冷水をかけ扇...