熱中症

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熱中症<参考④> 高温環境下の作業限界

○「高温環境下の作業管理」 下表は、一般従事者が高温環境下で、健康障害を起こさないと考えられる作業の限界を、作業強度別に設定して示されています。 作業--休憩管理作業強度 軽作業 中等度作業 重作業 連続作業30.0℃26.7℃25.0℃時...
熱中症

熱中症<参考⑤> 水分出納のバランス

○夏場の発汗量と消費エネルギー 高温・多湿環境における労働は、大量の発汗を伴います。夏場は、筋肉労働をしなくても、1日に2~3リットルの汗をかきます。(1日に7~10リットルの発汗も記録されているそうです。)この2~3リットルの発汗に必要な...
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熱中症<参考⑥> 早期対応と水分補給

○早期対応 熱中症には早期の対応が大切です。少しでも異常が認められたら、次のような応急手当が必要です。 涼しいところで安静にする 水やスポーツドリンクを飲ませる 下記のような体温を下げる措置をする・衣服をゆるめ風通しを良くする・冷水をかけ扇...
熱中症

熱中症<参考⑦> 純水・ジュース等による水分補給他

○純水とジュース等の補給 飲んだ水が体の細胞に補充されるまでには、約30分かかるといわれます。下図は、400ccの水分を補給したときの、胃から排泄される時間を調べたものです。この図は、糖分を多く飲むほど、胃からの排泄時間が長くなり、水分摂取...
熱中症

熱中症<参考⑧> 水分過剰摂取の害

人体は、寝冷えをすると下痢、風邪をひくと鼻水、くしゃみが出る、というように体内の余分な水分を捨てる反応を起こします。これらの生理作用は、「体から水分が出て行くと、その分、温まるから」と説明されています。摂取する水も多すぎると、胃腸や肺、腎臓...