建築設備管理

防災設備管理一般

排煙設備の設置

排煙設備の設置が義務づけられた背景には、1968(昭和43)年11月のU温泉Mホテル火災(30名死亡、44名負傷)、1969(昭和44)年2月B温泉Bホテル火災(30名死亡、41名負傷)などの大火災事故があり、また、火災による死亡原因の調査...
設備管理計画

管理導入時における管理計画の作成

新規に設備管理を導⼊する場合、下記の事項を考慮のうえ、運転管理計画、年間⽉間の作業計画、点検計画等の管理計画を作成する必要があります。 対象とする建築物および設備の概要の把握 施設における利⽤計画、管理仕様等の把握 設備維持管理関係に関わる...
防災設備関係法規

建築物における防災設備の概要

防災設備とは「災害の防止を目的とする施設・設備」の総称であり、「建築基準法上の防火・避難施設等」及び「消防法上の消防用設備等」に分けられます。 <防火・避難施設等(建築基準法)> 建築基準法に定められた防火・避難施設等とは、建築物の一部とし...
防災設備関係法規

消防設備等の種類

消防用設備等とは、消防法施行令第7条に規定する下記設備・施設の総称です。 消防の用に供する設備 消防用水 消火活動上必要な施設 以下はそれぞれの詳細です <消防の用に供する設備> 【消火設備】 消火器・簡易消火用具(水バケツ・水槽・乾燥砂・...
防災設備関係法規

消防用設備等の検定

消防用設備等が確実に作動する品質を確保するため、国家検定制度が設けられています。 検定対象となる設備機械器具等は下記のように定められています。 消火器・消火器用消火薬剤(二酸化炭素を除く) 泡消火薬剤(水溶性液体用のものを除く) 消防用ホー...