電気設備管理

電気事故の内容

④主要電気工作物破損事故

設備不備等(製作不完全・施工不完全 他) 絶縁劣化 絶縁劣化の事象例 キュービクル内機器の絶縁劣化破線(端子部接触不良--過熱--絶縁電線焼損--地絡)(波及事故) 変圧器の内部地絡(長年の運転により、変圧器の励磁振動でコイルが緩み、鉄心に...
電気事故の内容

⑤波及事故

電気供給者の配電線を停止させる「波及事故」は、毎年の事故総数のうち70~80%を占めており、隣接する施設も停電となり、社会的影響は大きなモノとなります。波及事故の原因は多様ですが、下記のような事故等が発生しています。波及事故の特徴としては、...
電気事故の内容

電気設備事故のパターン(例)

高圧ケーブルの絶縁破壊事故 高圧ケーブルが両端接地されていたため、機器の地絡事故発生時に、高圧ケーブルのブラケット取り付け部が焼損した。⇒ケーブルシースの両端接地については、循環電流、接地継電器の誤動作等から、恒長50m程度以下の場合は、片...
電気事故管理

電気事故の分類(例)

電気関係報告規則第3条において、自家用電気工作物設置者が報告すべき電気事故、 報告の方式、報告期限が規定されていますが、それによると自家用電気工作物に係る電気事故は次のように分類されています。 感電死傷事故又は感電以外の死傷事故(死亡又は病...
電気事故管理

<参考>労働安全衛生規則 第5章「電気による危険の防止」

第5章 電気による危険の防止 第1節 電気機械器具(第329条―第335条) (電気機械器具の囲い等)第329条 (手持型電灯等のガード)第330条 (溶接棒等のホルダー)第331条 (交流アーク溶接機用自動電撃防止装置)第332条  (漏...