ヘルニア記 ③

再発 そして入院--

<旅行数日後>

朝 腰が重いので、前屈体操をしていたら左足に電気ショック!
(激痛の再来!)

「腰痛には前屈が良い」との前知識が災い?!

午前中に整形外科受診
--前回と同じ診断と点滴、そして薬
痛いながらも安静にする

これまでの痛みの系統とは少し違う感じを受けていたが--?!

夕方 風呂に入って温まり、筋肉をほぐそうと思い、湯船の前で腰を下ろし左足を少しひねった瞬間、左足に激痛ショック!
身動きできず(動いたら痛い)!
家族を呼ぶも、屋外にいて声が届かない

これでは我が家での生活はできない、入院するしかないと直観
--少し動くと全身に激痛

10数分後、家族との連絡がつき、救急車を手配してもらう

身動きできずドアの桟に掴まってじっとしている状態!
椅子を持ってきてもらって、ようやく座る姿勢をとることができ、救急車の到来を待つ。

救急車が到着
必要事項を聞かれ  近くの総合病院へ向かうことに---

近所の人達が遠見で集まっているのが分かった
ビックリされたことであろう

病院では、処置室で鎮痛剤の服用等を受け、数時間様子をみることに--
しかし痛みは引かず、少し動こうとすると 激痛!

入院を決める
(人生で初めての入院である)

“人が救急で運ばれて、そのまま身動きもできず、そして気も遠のき、死んでいく”というのはこのようなパターンなのか---
--こんな思いが ふと した

<入院翌日>

ベッドに安静の状態
--無理をしてでも立つのがよいのかと思い、痛いながらも立っていると、先生に注意される。

MRI検査を受ける
夕方、担当の先生が来られ、画像を見せられる
⇒腰椎の椎間板、随核が大きくはみ出している!
病名「腰椎椎間板ヘルニア」
--原因が分かり、なぜかホットする。

筋肉系の座骨神経痛と自己判断していたが--原因判明!
レントゲンではヘルニアは映らないとのこと
(MRIのない整形外科での発見は無理だった)

ヘルニアは、まず温存療法(保存療法?)で対処するとのこと
ベッドからの苦労しての起き上がり!
便座へ座ると痛みが走る!
--痛みの少ない起き上がり方等、いろいろ体勢を工夫するが、日常動作が相当困難である!

<入院3日目>

見舞いに来て下さった方と話しをしていて--
この時、点滴をしていたが、その効果が出てきたのか、動かなければ痛みは相当治まっていたように感じたのを覚えている。
それに、痛いながらもユックリと歩けていた。