ヘルニア記 ④

入院生活 リハビリ そしてその後--

<入院1週~2週目>

巡回看護、先生回診、リハビリのルーティン生活

ブロック注射を勧められるが--「様子をみる」と返事する。

痛いながらも注射の痛みを切り抜けようとの思い。
(辛抱のできる痛みに和らいできていた)
「当初の痛みを10とすると、今は?」と聞かれて、「4程度」と応える。
それなら様子をみようか---ということになる

スマホ、PDAで時間を潰す

ヘルニアの自己治療の本をネットで購入 PDAへ落とし込む。
「ヘルニアは自分で治せる」と書かれている!
--精神的安心の糧の一つになった

<入院2週~3週目>

部屋を長期入院室のエリアへ移動

一日自宅へ帰る(生活の場、挙動と痛みの確認)

痛みの復活!(一進一退)
しかし、激痛は治まってきて、(少し無理をすれば)正常に近いスタイルで歩くこともできるようになっている。
ユックリする時間は得られたが、思索はどうどう巡り!

入院生活も苦痛ではなかった!
食事も三食すっと食べられる
(それ以外食べていないので健康生活である)
あえていえば、薬(リリカ等)の副作用が心配ではあるが---
その量もだんだん減ってきている

☆このうちのある夜
隣室の人の大声の体験
隣の病室へ移ってきた人の呻き声が大きく続き眠れず!
看護婦さんも心配してきてくれて 部屋を移ろうかとの相談
結局 隣の人が移ることに--
移った人を心配をしていたが---
翌日の新聞死亡欄に---

病院とはこういう経験もする場でもあろう という感

<退院>

3週間近い入院生活となった
日常での生活に耐えられるか? の不安

<リハビリ>

以後、リハビリで週2回通院となる
車の運転時には、痛みが出てくる!
--運転中はコルセットを巻くことにする

一か月後、リハビリは週1回になり
二ヶ月後にリハビリを終える

<反省>
腰痛には前屈が良いということを知識として得ていた
そして、日常の体操でも前屈をは入れていた
ところが、ヘルニアの悪化? 激痛!
細切れ知識による生半可な素人判断は禁物である

ヘルニアの神経への刺激についても分かっていない面が多くあり、ヘルニアがあるのに神経痛を感じず生活を送っている人も多くいるそうである。
これは、通常の生活をしている人がMRI検査を受けると、高い割合でヘルニアが見つかるということである(70 or 80% という説もある)。

<リハビリ後>

理学療法士の先生と本から得た知識で自分独自のリハビリ体操を続ける。
(これも大いに素人判断が入っているリハビリになっていると思うが---)

<半年後MRI検査>

退院してから6ヵ月少々経って、その後の様子が知りたくて、MRI検査を受けることにした。
今回は、痛い状況ではないので正規の姿勢で撮ることができた。
(前回は仰向けに寝た姿勢での辛抱ができない状態での撮影であった)

結果は?
随核のはみ出しが半分になっている!
--本心では、自然消滅を狙っていたのだが---
自己リハビリの効果があったのか?
しかし、まだ少し足のしびれの違和感があり、さわるとジワジワ感が残っている。
これは残っているはみ出し部分の影響なのか?
今後も自己リハビリを続け、半年(或いは1年)後の再撮影も必要かなとも思っている。