リスクアセスメントは、事業場においてリスクに変化が生じ、または生じる恐れがあるときに、リスク低減措置に要する時間等を考慮のうえ、実施する必要があります。
実施時期としては下記が挙げられています
（下記事項の計画を策定する場合は、計画策定時に実施する必要があります）
- 建築物を設置し、移転し、変更し、または解体するとき
- 設備を新規に採用し、または変更するとき
- 原材料を新規に採用し、または変更するとき
- 作業方法または作業手順を新規に採用し、または変更するとき
また、下記の場合にもリスクアセスメント実施＆見直しが必要です。
- 労働災害が発生したとき
- 前回のリスクアセスメント実施以降、経験の蓄積等新たな知見が得られたとき
- 前回のリスクアセスメント実施以降、時間が経過したとき
機械設備の経年劣化、周囲環境の変化、作業者の入れ替わり等を考慮して定期的なリスクアセスメントの実施を考慮する必要があります。 - 新たな作業場での作業を開始する場合
作業場所が自組織とは別の場所となる建設業･各種サービス業等の場合、作業場所の変更により周囲環境等が変わるため、作業を開始する前にリスクアセスメントを実施する必要があります。
