ヒューマンエラー

創造的安全について

重森雅嘉先生はその著書「ヒューマンエラー防止の心理学」(日科技連)の中で、「創造的安全」という視点を示されています。せっかく作った安全の手順が遵守されないという問題も生じている。ある程度完璧な手順が確立され、それを遵守すれば事故が防げる可能...
ヒューマンエラー

ヒューマンエラーの分類(リーズン)について

英国の心理学者ジェームズ・リーズンは、その文献「保守事故」において、ヒューマンエラーを下記のように分類しています。意図しない失敗①スリップ動作の実行段階でのミス:やろうとしたことができなかった例:目的の場所に行くために普通列車に乗るつもりが...
安全心理用語

アフォーダンス

アフォーダンス(affordance)環境が動物に対して与える「意味」のこと。(Wikipedia)認知⼼理学における⽤語。対象とする物が⼈に対して与える意味づけというような意味で、「こういう使い⽅もできますよ」と暗に語りかけるものである。...
身体能力

視野と視⼒について

●⼈の視野は、視線方向の周りで、上下60度、左右110度程度といわれます。この範囲から外れると、⾒えないということです。つまり、この枠外に置いてある物、或いは(⾳、振動等を⽴てずに)近寄ってきた物には気づき得ないということです。●視⼒は視線...
身体能力

聴覚アラームについて

視覚による異常表⽰とともに、⾳による異常表⽰も使われますが、これも「気づかない」「意味がわからない」というような問題点があります。早稲⽥⼤学の⼩松原明哲先⽣はその著書で「アラームは鳴ればよいというものではない」として次のようなポイントを⽰さ...