迷惑運転「意図した悪行為」を受けての雑感

先月の夕方
ある私立大学の近くの公共施設・公園等のある地区において
片側に歩道のある2車線道路を運転しているとき、
反対車線から走ってきた若者の自転車がだんだんと車の前方の車線に入ってきました。
車の速度を落として、その自転車を運転している人を注視していると---
ぶつかる直前の距離まで車の前に来ました。
当方は車を停止させました。
すると、自転車は車をかすめてそのまま後方へと行ってしまいました。
このとき右サイドミラーに当たり、サイドミラーは折りたたまれました。

常習的な人物と思われたので、関わると面倒だと思い、そのまま車を発進させましたが---
これって自転車による進路妨害!
話題になっている迷惑運転の一種?

同乗していた家族との話しですが、ドライブレコーダーを設置していたら見事に一部始終を映し出すことが出来ただろう、ということでした。

意図した計画的悪意者なら、当方のナンバーをもとに当て逃げ事件として損害賠償をしてくるというようなことも考えられます。
ドライブレコーダーの必要性を認識しました。
ドライブレコーダーは、相手の顔が識別できるような高解像度でフレームレートの高い機種が必要で、前方だけでなく後方にも必要ではないかとか、また夜間でも問題なく録画できるタイプとか、いろいろ考えが浮かびます。

ところで、業務における安全管理においては、基本的には「意図した悪行為」はその対象としていませんが、「危険予知」ということで、「このようなこともあり得るのか?」というような視点での人の行動は考慮に入れます。
そして「動機の除去または最小化」というような検討をしていきます。

「させない」ということでは、「無理な要求を押しつけて、社員を違反者にしてはならない」と言われていた経営者を思いだします。

以上は日常における出来事の雑感ですが、「パンデミック」という10数年前に軽く聞いていた言葉が、現実となって、今その渦中にあります。
リスクを認識し、その低減対策に正対していくということを、現在の私たちに向けて再認識させてくれているように思います。