「リスクアセスメントの実施」および「その結果に基づく措置」について、その実施体制を整備しておく必要があります。
実施体制における役割分担は、各階層によりおおよそ下記のようになります。
事業場トップ | ・リスクアセスメントの導入宣言 ・実施の統括管理 等 |
安全管理 衛生管理者 等 | ・実施の管理 ・具体的事項への関与(アドバイス/サポート等) |
職場の責任者 | ・作業の洗い出し ・危険性又は有害性の特定 ・リスクの見積り ・リスク低減措置の検討 |
作業者 | 職場の責任者の実施内容における具体的事項への参画 |
機械設備等の専門家 | 専門知識を必要とするケースの場合(必要時) |
上記の各担当者に対し、リスクアセスメント実施上の必要な教育を実施する必要があります。
また、安全衛生委員会等において、実施状況の把握・周知、協力要請等を検討することとなります。