「指差呼称」等について

<指差し呼称>

指差し呼称の実践でヒューマンエラーによる誤作業率が 6分の1 に減るという実験結果も出ています(平成6年鉄道総合技術研究所)
指差呼称は、「腕と指で確認の対象を指し、見たものを口に出して言い、自分の言った言葉を自分の耳で聞く」安全実践活動です。
このように腕、指、口、目の筋肉を動かすことにより、脳の覚醒が促され、意識レベルが切り替えられ、対象とする事項に対する確認の精度が上がります。

  1. 対象を見る
    呼称項目「○○」と唱え、対象をしっかり見る
  2. 指を差す
    右腕を伸ばし、人差し指で対象を指差す
  3. 右手を耳元まで振り上げる
    本当に良いかを考える(「良いと考える理由を言葉にして発する」とbetter!)
  4. 手を確認対象に向かって振り下ろす
    確認できたら「ヨシ!」」と唱えながら振り下ろす

駅員さんがやっているのを見られた方も多いと思います。

<“見える化”の工夫>

潜在危険性の存在を“見える化”しておくと、KY(危険予知)における手落ちを減らすことができます。
※“見える化”についての別の記事を参照ください