“よくその物の性を尽くす”


この言葉を聞いたとき、「物の性を尽くす」という部分のみが頭に残りました。
「その性能を発揮し尽くす!」とは、「メンテナンスの究極の思想」ではないのかと感じたのです。
--身勝手なもので「至誠を持った人---」という部分は初めから消えています。

  • 今持っているモノの価値を見出す
    これは突き詰めると、深い意味があると思うのですが「足るを知る」というような言葉もあります。
    或いは、かの有名な“ダイヤモンドの土地”という話しにもつながります。
  • 今持っているモノを大切にする
    「もったいない」の精神です
  • 今持っているモノの価値を最大限出し尽くす努力をする。
    省エネルギーのために効率向上の努力をする。
    機器の性能/機能を出し尽くす使い方!
    --逆に言えば、使い切れない機能を持った機器は使わない!

等々この言葉「物(モノ)の性を尽くす」から思い浮かびます。

非常に身勝手な解釈ですが、まさに「究極のメンテナンス思想」です!

しかし、この著者とされる孔子の孫の子思(しし)さんの言いたかったことはもっと崇高な「至誠を持った人の為す自然の摂理」かと推察しますが---。