“清掃のプロ” 新津春子さん

NHK番組「プロフェッショナル仕事の流儀」2015(H.27)02/02放送「清掃のプロ」
「やさしさ」で清掃する(心を込めないと綺麗にできない!)
==清掃の“職人”であれ==

「汚れを見つけるとなぜか笑顔になるひとりの女性」として新津春子さんが紹介されていました。
そこまで徹すれば「身近な日常の清掃という仕事でも“日本一”の称号がもらえる。」という見本のような人です。
新津さんのことは、以前 ビルクリーニング全国大会で優勝したということで 放送されていて、知っていましたが、再びテレビでの出会いです。

NHKの当番組のホームページから、その仕事ぶりを引用させていただきます

と書かれています。
誰でもできそうで、できないです。
だから日本一なのでしょう。

そして、新津さんの半生に触れています。
引用させていただきます

みずからの居場所を「清掃という仕事」に見出したということです、
そして、技能選手権へと導いたひとりの上司のことが紹介されていました。
絶対に褒めない上司であったとのことですが、選手権の出場へと導き、そしてその為の訓練を課した。
新津さんはその厳しさに向かっていった。
日本一になり報告に行ったとき、その上司は「優勝するのは、分かっていましたよ」と言ったそうです。
ひと言も褒めなかった上司は、新津さんの実力を認めていた。
しかし、“プラスα” を求めていた。
「もっと心を込めなさい!」
「心に余裕がないとやさしさが出ないでしょう!」
「清掃の善し悪しを判断するのはお客さまですよ!」

“仕事への打ち込み” “本人の意気込み” があって、周囲のサポートも生きてくる!
そして、その上司が求めていたものは、単なる技量のレベルではなく、「周囲への思いやり」ということであった。
そして、新津さんはその “プラスα” をつかんだ。
技量にこの「思いやり」が真に備わって “日本一” の称号が与えられるのでしょう。

それにしても、こんなに嬉しそうに掃除に打ち込む人はいないのではないか--。
その笑顔に元気づけられます。