“青梅街道渋滞事故” の話(再掲載)

当方、腰椎椎間板ヘルニアで生涯で初めての入院生活を最近経験しました。
入院は、神経の激しい痛みを除けば、それなりに快適な入院生活でした。
(この入院記については、皆様にも何かのご参考となるのではと考え、後日反省も込めて、当ブログで記したいと考えています。)

入院中は時間がありますので、録り溜めた音声ファイルをICレコーダーで聴くことができました。
「小山ラジオ2017年8月」の内容を聞いていて、“ハタ”と昔の記憶が蘇りました。
その放送では、当事者のNさんが出られていました。


ラジオの内容は「人材育成の実践例」というテーマ
小山社長は、仕事が暇なときは社員の勉強に力を入れていたとのこと。
飲み屋での指導等おもしろい話しが出てきます。
社員も成長したいという意欲を持っていたとのこと。
社員の何気ないひと言で社長が社内の環境整備に動く等々の面白い話しが続きます。

そして、N氏の30数年間の勤務の中で印象深かった時の話題となって、N氏の思い出話になりました。
以下、N氏が浄水器のサービス事業において、新宿の青梅街道沿いのビルにフィルター交換に行った時の話。

軽の自動車でお客様へ行って、地下の駐車場に入るとき、守衛さんの「どうぞ」という案内で入れたのだが--。
使っていた車はタッパが高かったため、車が降りてスライドするとき、上部の防災機器に当たり、サイレン鳴動!
守衛さんはその原因を確認しないで消火ガスを噴射してしまった!(消化剤?二酸化炭素消火設備?)
駐車場内は本来はガスを密封すべきところ、すき間があって、1階の銀行の人がバタバタ倒れる事態が発生!
ビルには500人がいたが、11月の寒いなか、ワイシャツ姿の軽装でビル外へ避難する。
消防・警察も出て青梅街道を遮断、大騒ぎとなった!
(大事件ということで、当時の夕刊と朝刊にも掲載される)
この時に、小山社長も駆けつた。
小山社長はただひたすら、(罵声の中)何度も何度もお詫びするだけ。
この社長の姿を若き日のN氏は鮮明に覚えている。


という内容でした
「学びと実践」まさに “社長の後ろ姿”!
矢面に立たされる社員に代わって、その責めを一身に背負って謝る社長の姿。
当事者の直接の話に再度感動しました。

筆者には再度、「起こした直接の原因物は武蔵野の車ではあったが---」という疑問と、施設管理サイドの背景が推察されます。

2013年7月の当ブログ
『施設事故&経営者の姿勢について<あるメルマガより考察>』