脳腸相関!

久しぶりに、小林弘幸先生の自律神経に関する本を引きだしてきて読んでみました。

本当の健康とは
「良質な血液が細胞の一つひとつに十分に届いている状態」であり、「健康な血液の質は腸で決まる」。
そして、
「その腸の働きをコントロールしているのが自律神経であり、なかでも副交感神経の働きが大きく影響している」
と書かれています。

それに関連して、録画していたNHKのヒューマニエンス「腸:脳さえも支配する!」を見直してみました。

「考える、食べる、排泄する」この生命としての根源の働きは腸に起源を求めることが出来る
腸の神経細胞が感じて脳に伝える
腸が感情までも支配している

納得できる面があります
便通が良く、腸の調子が良いときは脳も澄んでいる感じがあります
これは以前から感じていた感覚です

ビデオは続きます

腸から脳が生まれた
進化の過程で、腸のみのヒドラという生物(ヒドロ虫綱ヒドラ科に属する腔腸動物)があり、それが進化して脊髄ができ、脳が形成されていった--
脳と腸には、セロトニン、アセチルコリン等の神経伝達物質が共通にあり、それぞれ似通った働きをしている
脳と腸は第一第二のブレイン! 『脳腸相関』という言葉もある
そして、腸が性格までも変える(変えている)可能性がある

その腸と脳の間の伝達系が迷走神経(自律神経に関連)とのこと
--小林先生の書かれていることに通じる!
そしてこれらは無意識の部分を形成しているとも考えられるとのこと
--胸部の裏にあり、自律神経系を司るという「太陽神経叢」にも通じるのかもしれない

現在は脳が腸を苦しめるストレス過剰になりやすい状況!

自律神経、脳腸相関、そして無意識の領域--腸の大切さ
「見えないところを自覚し大切に」ということを再認識しました。