リスクアセスメント実施に当たり、リスクアセスメントの対象となる設備/機械/作業について、次のような資料を、現場の実態を踏まえて準備する必要があります。
(この際、定常作業だけでなく、非定常作業に係るものも含める必要があります。)
- 作業手順書、作業標準、操作説明書、マニュアル 等
- 使用する機械設備、材料等に係る危険性又は有害性に関する情報
(仕様書、化学物質等安全データシート:SDS 等) - 作業周辺の環境に関する情報
(機械設備等のレイアウト等) - 作業環境測定結果等
- 複数事業者が同一の場所で作業実施する場合、その状況に関する情報
(混在作業による危険性等) - 災害事例、事故事例及び関連統計等
必要な情報は、作業を行う事業者が自ら収集することになりますが、次のような場合は機械設備メーカー等から入手する必要があります。
- 機械設備に関する危険性又は有害性情報を詳しく知りたいとき
--その機械設備等のメーカーが実施した、設計・製造段階におけるリスクアセスメントの実施結果 - 自らが管理権限を有しない機械設備等の危険性又は有害性情報を知りたいとき
--その機械設備等の管理権限を有する者が実施した、リスクアセスメント等の実施結果 - 請負等関連事業者の作業等の危険性又は有害性を知りたいとき
--その請負等関連事業者が実施した、リスクアセスメント等の実施結果