感電防止用作業具等分類・用途

【感電防止用の作業具等の分類と用途】

分類   作業具及び用途
絶縁用保護具電気用ゴム手袋(低圧用と高圧用)、電気用保護帽、絶縁衣及び電気用ゴム長靴など。
電気設備の点検や修理等の時、露出した充電部へ近づいたときの感電を防止するため、人体に着用するもの
絶縁用防具絶縁シート、ゴム絶縁管、がいしカバーなど。
活線作業や活線近接作業のとき、作業環境の近くにある接触の恐れのある充電部などに装着するもの。
活線作業用器具等ホットスティック(活線作業用器具)、活線作業車(活線作業用装置)やその絶縁台など。
活線作業用器具は、例えばホットスティックのように電気絶縁が施された棒状の絶縁工具で充電部に付属する部品等の交換作業を安全に行うものを指す。
また、活線作業用装置は、例えば作業車の上で活線作業を行うために電気絶縁が施されたもの全体を指す
絶縁用防護具線カバー(建築用防護管)、がいしカバー、シート状カバーなど。
電線類(電柱)の近くで建設足場の組立・解体作業などを行うとき、或いは杭打ち機や移動式クレーン等を使用するときに作業中の感電を防止するために充電された電路(電線)に取り付けるものを指す。
絶縁用防護具は、建設作業で用いるものであり、絶縁用防具とはその目的を異にする。