フォールトトレランス(fault tolerance)

一つや二つの部品やサブシステムが壊れても、他の部品やサブシステムが補って、本来の機能を維持するという多重系の考え方。
--Aが壊れたらBでカバーする、もしBが壊れたらCでカバーするという考え方。

「人命を預かる分野では、まずフェールセーフの立場でシステムを考えるべきではないでしょうか。
あくまでも安全側を見いだせない場合や、フェールセーフが実現できない場合、さらにはフェールセーフがコスト的に実現困難な場合に、はじめてフォールトトレランスによる方針を検討する必要があるのではないでしょうか。」
向殿政男氏(明治大学名誉教授)