電気事故の月別発生件数の傾向(例)

四国経済産業局における10年間(2009~2018)の電気事故報告315件が示されています。
(中国四国産業保安監督部四国支部 電気安全セミナー2019)
地域・期間は限られていますが、月別発生件数の傾向は把握できます。

月別電気事故

四国経済産業局におけるこの10年間(2013~2022)の電気事故報告431件が示されています。
(中国四国産業保安監督部四国支部 電気安全セミナー2023)

10年間における発生件数の山は8月が最も多く、ついで7月、2月となっています。
夏期に電気事故が多く発生していますが、一般に言われているように、この時期は台風・雷などの自然災害が多く、また発汗・水分の多用などによる感電が挙げられます。
また、2月、3月は冬期の風雪等が考えられます。
今後も台風・風水害等の自然災害による電気事故は多発継続するものと考えられ、電気設備管理の大きなテーマです。