電気事故報告 解釈
電気事故報告の運用について、その解釈が経済産業省「電気関係報告規則第3条及び第3条の2の運用について」で示されています。(下記ファイル) 【第3条第1項の表第1号】感電等の電気工作物に係る死傷事故【第3条第1項の表第2号】電気火災事故【第3...
電気事故対応一般
設備不備等への対応について種々の規定等に定められている事項は、それぞれに定められた理由があります。それらの制定理由およびそれを守らなかった場合に考えられる生起事象(不具合事象)等をクライアント筋に分かり易く説明し、理解を得ておく努力が必要で...
①感電死傷事故
電気設備の点検時あるいは工事等の作業時に電気による人身災害となるものです。 高圧充電部に触れて感電死傷 高圧充電部に接近したり、断路器と遮断器の操作ミスによるアークにより火傷を負う。 低圧部分においては、分電盤内の配線用遮断器の取り換えや点...
電気事故の月別発生件数の傾向(例)
中国四国産業保安監督部四国支部より電気事故月別発生件数が示されています。季節による電気事故の発生の傾向が把握できます。 令和5(2023)年度及び平成26(2014)年度~令和5年度に四国内で発生した電気事故報告439件は下記のようです。(...
②電気火災事故
漏電、短絡などの電気的異常による発熱、発火が原因で建築物などが火災となるもので、その多くは、低圧部分の配線、機器から発生しており、次のような例があります。 コードとプラグの接続部分のネジの緩みによるもの キャブタイヤケーブルやコードの配線が...