「整理とは捨てること」だと⾔われます。
必要なものと不要なものを分け、不要なものは徹底して捨てる!
「整理上⼿は捨て上⼿」だそうです。
「いつか使うだろう」という場合は、ほとんど使⽤しないと考えた⽅がよく、勇気をもって捨てるということが「整理」という観点でのコツということです。
「片づける」のではなく「捨てる」ということです。
捨てれば、⽚づける必要がなくなり、以後の注意を向ける必要もなくなります。
そして、整理の後に、整頓へと移ります。
「無駄なものを捨てて後、残ったもの使い⽅を考える(整頓する)」という順序です。
※物の整理だけでなく、コトの整理つまり、「やらないこと」を決めていくことにも通じます。
あれもこれもと⼿を出しているうちは、成果が出にくい。
「やらないこと」を徹底するから、「やること」にエネルギーを集中できます。
※持ちすぎているから「深まらない」とも⾔えるのでしょうか?!
【参考】
◆サンクコスト(sunk cost:埋没コスト)とは、「回収ができなくなった投資費用」を意味し、イニシャルコストやランニングコストと同様に、意思決定に影響する重要な項目。
過去に投資した金額が大きければ大きいほど、そのコストがサンクコストになった時に取り返そうとする心理が働くため、誤った意思決定をしてしまうおそれが大きくなる。
◆保有効果(Endowment effect)とは、現在所有している物・環境の価値について、それを所有していないときよりも高く感じ、その物・環境を手放すことに強い抵抗を感じる心理効果。