備蓄①(避難への準備)

災害時には水や電気が供給されず、食料や燃料なども手に入らなくなります。
これらを想定して「備蓄」について検討しておく必要があります。
また、緊急時に備えた必要最低限の「非常持ち出し品」も準備しておく必要があります。
避難してからの数日間の、救助物資か来るまでの生活備蓄です。
(避難生活に移った段階では、別の考察が必要となります。)

参考とさせていただいているイツモノート』にも、備蓄について、下記のような経験にもとづくヒントが書かれています。

<食べ物>

対応例

<衣類>

「衣類も取り出せなくなったり、火災などで焼失したりします。」

対応例

<足元>

「砕けたガラスなどで足場が極端に悪くなります。
 底の厚い靴が必要です」

対応例

<ホコリ>

「ホコリは現場での問題のひとつ!
 アスベスト等が舞い散る危険があります」

対応策

また、食糧品の備蓄については、ローリングストック法が提案されています。

「日常備蓄のサイクル」という方法

①普段使っている日用品や日持ちのする食べ物を、少し多めに買っておく
--ポイント:必要なものを無くなる前に買う

②整理・整頓してストックする
--ポイント:整理・整頓しながらストックすると、何が不足しているか分かる

③賞味期限の近いものから使う
--ポイント賞味期限を明示しておくか、分けておくと使いやすい
(月に1~2回“非常食デー”を決めておくという方法も示されている)

→①使った分だけ補充する

備蓄における留意例