清掃とは「きれいに掃除すること」と広辞苑に載っています。
これにもう⼀つ意味を持たせて、「清掃は“点検”なり」とも⾔われます。
きれいに掃除するという過程で、その対象をよく⾒ることができます。
作業現場においては、ゴミ、ホコリなどの付着、あるいは不適正な油の使⽤、油⽋乏などにより、摩耗、ガタ、油の劣化、さびの発⽣、焼き付きなどの進⾏を清掃の過程で点検していくということです。
「⾃分の設備は⾃分で守る」という⾃主保全の観点からも、機械設備、床⾯などの清掃を徹底的に⾏う必要があるともいえます。
※掃除は「誰にでもできる簡単なこと」と思われがちですが、簡単だからこそ「徹底できない」面があります。
この徹底できるかどうかが職場環境の差(差別化)になると思います。