“光”による傷害について

“光”は人の生活或いは活動環境において重要であり、また産業上もいろいろと活用されていますが、ある領域を超えるといろいろな障害が出てきます。

教科書においては、
「“光”は電磁波の一種で、(波長or振動数)は電波とX線の間の領域にある」とあります。

  • 可視光(目に見える光)の波長は380~760nm(10-9m)
  • 可視光より波長が短い光は紫外線
  • 可視光より波長が長い光が赤外線
  • 赤外線より更に波長の長いのがマイクロ波(電波として扱われることが多い)

とされています。

そして、“光”は人間にいろいろと有害な影響を与える下記のような特性を持っています。

レーザ光について
レーザ発生装置から放出される光で、通常の光と異なった下記のような性質を持っている。

  • レーザ光は波の位相が揃っている。
    (通常の光りは、周波数、振幅、位相がばらばらの光の集合体)
  • 指向性を持っている
    (通常の光のように広がらない)
  • 単色である
    (エネルギーが特定の周波数に集中している)

以上のような特性により小さな点にエネルギーを収束させることができる(いろいろな種類のレーザ装置があり、加工、医療、測量などの分野に利用されている)