古民家を改造した宿泊施設に滞在しました。
うだつのある古民家一軒が二家族用にリニューアルされています。
室内の備品類は高価ではないが、いろいろと工夫が凝らされていました。
裏庭にも出られます。
ホームページには
人口減少は全国に20年、高齢化率の上昇は全国に10年も先行していると言われています。
人口が100万人を超える大都市もなく、新幹線も通っていない。
まちを歩けば、空き家や空き店舗が目立ちます。
この状況だけを見れば、“取り残されている”と感じる人もいます。
しかし、私たちはそうではありません。
先人が険しい山の斜面を開拓してつくった田畑があり、
その気候風土に合わせて栽培された作物や食文化があり、神仏に感謝を捧げる祭りがあり、
それらを継承しながら新しい価値をを創り出そうとしている人々がいる。
私たちは、点在する、そのまちに根付いた地域固有の文脈(ストーリー)を暮らすように
ゆっくり滞在することで発見し、五感で感じていただきたいのです。
とあります
テレビも備え付けられていない
パソコンも持ってきていない
こんなところでスマホの小さな画面の中だけでは勿体ない
しかし、それではすることがない!
何か落ち着かない感が出てくる!
それが次第に、解き放たれた落ち着き感を少し感じるようになった
この時間をどう使おうか
そして、「何もしないゼイタク感?」を少し味わうことができた!
翌朝、裏庭に出て木々の露を見る
月曜日の朝だというのに生活音がしない!
--8時半になってようやく車の音が遠くから聞こえ出す
ほんの1時間半のドライブで、ある意味「異空間」を味わいました。
何も無いことはストレスになることがありますが、
小林弘幸先生は
『“ユックリ生きる”という言葉には“健康のすべて”が集約されていると考えられる』と言われています。
『ゆっくり歩む者は、一番遠くまで行く』というロシアの格言もあるようです。
リトリートという言葉があるそうです
リトリート(Retreat)とは、数日間住み慣れた土地を離れて、仕事や人間関係で疲れた心や体を癒す過ごし方のこと。
観光が目的の旅行とは違い、日常を忘れてリフレッシュすることを目的とする。
と説明されています
「転置療法(療養)」に近い意味合いにも感じます