ヒューマンエラーの分類(リーズン)について

英国の心理学者ジェームズ・リーズンは、その文献「保守事故」において、ヒューマンエラーを下記のように分類しています。

☆広義のヒューマンエラー:①~⑥
☆狭義のヒューマンエラー:①~③


ドナルド・A・ノーマンはヒューマンエラーの一連の行動を「計画段階」と「実行段階」に分類し、計画段階に発生するエラーを「ミステイク」、実行段階に発生するエラーを「スリップ」(特に記憶に関わるものを「ラプス」と定義しています。

  • ステイク:計画段階での「誤った判断や、勘違い、思い込み」によるエラー
  • スリップ:実行段階での「注意の減衰・混乱」に関わるエラー
  • ラプス:実行段階での「記憶」に関わるエラー
  • (違反:故意に行われるもの)