ドア① 後ろ向きでドアを閉めて指を挟まれる災害事例

<災害事例(業界関係書籍より)>

ドアを閉める際、後ろ向きのままでノブ(把手)を握らず、ドアの端を持って引いたため、ドアと壁との間に指を挟み骨折した。
(ドアの鉄製で質量が大きかったため、予想以上の重傷となった)

ドアと人との絡みによる事故は頻繁に発生しています。
開閉時における指の骨折、裂傷等の重傷災害に至るケースも多く発生しているようです。

勢いよくドアを引いて、足の爪先にドアをぶつけたり、爪先を(ドア下端と床面の間で)挟んだ事例もあります。
ドアチェック(ドアクローザー)の調整不良等による急閉での挟まれ事故も考えられます。
(ドアチェックがある場合、手前開きドアで、続けて出ようとした人の顔面にドア端が当たったという事例もあります。)
また、ドアヒンジ部に挟まれる事故もあります。
(ヒンジ部には大きな力がかかるため重傷となることも考えられます)

<ドアに面したとき、ドアの開閉位置・方向による4パターンが示されています。>

ドアの方式開閉動作ドアノブを握る手人の進入
 左開き  引いて開ける 右手 相手が先に進入
 押して開ける 右手 自分が先に進入
 右開き  引いて開ける 左手 相手が先に進入
 押して開ける 左手自分が先に進入

一呼吸おいて、ユックリと開けるルール化(閉めるときもユックリと閉める)
そのための注意表示

ドアヒンジ部による事故防止には、有効な空間を有するヒンジの使用、或いはヒンジ部をカバーする等の対応が
考えられています