ドア③ ドアを急に開けて、ドアの向こう側の人に激突

<災害事例(業界関係書籍より)>

ドアを勢いよく開けたところ、ドアの向こう側に居た人に当たり、顔面を打撲させたという事例です。

外開きのドアを開ける時の注意点です。
窓の一部をガラスにするとか、のぞき窓を設けるとかの対策が考えられますが、消防法上できない場合もあります。
また、緊急時避難を考えれば、外開き戸の方が理に適っています。

このドアを不用意に急開するという事例は多く発生しています。
自動車のドアを急に開けて、側面を通行中のバイクに当たった事故も多く発生しています。
また、引き戸において、ドアの動きが悪く、勢い余って身体をドアにぶつたというような経験談もあります。

対策として、ドアを開ける際の注意ということになります。
危険を予測する下記のような基本動作を身につけたいものです。
 ①ドアを少し開けたところでいったん開き動作を止める
 ②そこで安全を確認する(周囲の状況に注意する)
 ③その後、ユックリと開ける