災害想定訓練の策定

実際の災害は予想通りには展開するわけではありません。
しかし、BCPの策定を深めること 及び その訓練の定着は、異常時対応力を増してくれます。(レジリエンスが豊かになります)
大切なことは、実際の災害に遭遇したとき、トップが適切な指示を出すことができて、そして従業員が臨機応変に対応できることです。

そのためには、実際の災害を想定して訓練し、浮き彫りになった課題を一つひとつ改善し、BCPを磨き上げていくことです。
そして、少なくとも年1回以上は、経営者が従業員に対して「BCPの進捗状況や問題点」を説明するとともに、各部署各員の取組み及び役割分担については再認識・再確認をしてもらうこと、またそのための仕組みを整備・検討しておくことが必要です。

【教育計画&確認事項 例】

誰が?   何をする?何時? 頻度?
経営者BCPの進捗状況や問題点の説明 等年1回
事業場の長事業場におけるBCP関連事項の説明・情報の共有化随時
部長・課長各担当部署のBCPに関する教育訓練の実施年1回 or 2回
現場責任者部門内各員の役割分担の確認・訓練年1回 or 2回