転倒防止等の機器・設備の固定等は災害防止上欠かすことのできない対策です。
設備管理・施設管理の重要業務と位置付けて、以下のような防止対策を充実させていく必要があります。
- 重要業務と重要設備に対する耐震対策の実施
- 生産設備の特性を考慮した耐震対策の実施
- 設備巡回点検時においても、この視点で機器・設備の状況を再確認
⇒機器・設備に関するリスクアセスメントの実施! - 重量物等(重量物等を落差の低いところへの保管)
- 危険設備への重点管理の実施
- 設備機器等の固定状況
- 整理整頓の実施(不要な物の廃棄等)
- 簡単に防止対策ができない場合は、その危険性の関係者への周知
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「建築物における電気設備の浸水対策ガイドライン」が2020年6月に策定されています。
令和元年東日本台風(第19号)による大雨に伴う内水氾濫により、高層マンションの地下部分に設置されていた高圧受変電設備が冠水し、停電したことによりエレベーター、給水設備等のライフラインが一定期間使用不能となる被害が発生しました。
このような被害への対応策として発表されています。