参考として「絞り込んだリスクの検討②」を整理再掲します
電気・水道・ガス等の「ライフライン」は供給が停止する。
--即時に生活は困難をきたします。
震度6以上の地震被害について、「中小企業BCP策定運用指針」の参考資料にライフラインの復旧日数の目安が示されています。
被害の状況また地域により異なるでしょうが、計画時の参考となります。
水道 | ガス | 電気 | |
震度6弱 | 7日 | 15日 | 1日 |
震度6強 | 15日 | 30日 | 2日 |
震度7 | 30日 | 45日 | 4日 |
「通信手段」が途絶する。
--通信できるとしても、その手段が大幅に制約されます。
--家族間の連絡も取れない状況に陥ることが考えられます。
周りの人達の消息をまず確認したいところです。
「道路・交通機能」が麻痺する。
--物の流通ができなくなります。
「ひと山越えれば別世界の感がする」とは、グレートトラバースの田中陽希さんが三瓶山麓の旅館で地震(2018年4月9日)に遭遇した翌日トラバースを続けて広島県へ入ったとき、正常な生活が営まれていることを見ての感想でした。
「情報」については--
重要書類或いはパソコン内のデータは維持されているか?
「物」については--
建物・家具の損壊状況は?
傾き?水没?
--少し落ち着けば、状況を確認しなければなりません。
「お金」は--
手持ちのお金の散逸はないか?
現金/小銭も必要といわれます。
--例:キャッシュカードを持って逃げる(移動式ATMの活用)
「徳島県の情報に家族継続計画」というのが出されています
当ブログと同じ主旨でFCPが言われています。
内容は、日頃から被災について話し合っておきましょうというものです。
「地震 その時どうする?」
「備蓄はできているか?」
「家は大丈夫か?」
「避難のルールは決めているか?」
https://anshin.pref.tokushima.jp/docs/2016062200027/
サバイバル後の生活・運営について考察を加えておくことは自治体の災害情報とは次元が異なります。
一つひとつ対応策を考えていく必要があります。
(対応策検討の結果は「影響表」としてまとめていきます)
数日間が目途と言われます
しかし、巨大地震の場合は、援助も遅れると考えておく必要があると思います。
上記表の倍の日数程度を想定しておくくらいのことは必要と思われます。