建物内の設備・備品等の固定等①

建物における安全性は建物自体が安全であればそれだけで満たされるというものではありません。
災害時の安全な避難経路、防災備品等の有効性、設備・機器の転倒防止、壁の剥落防止等にも目を向ける必要があります。
建物内の設備機器・備品等については、地震等災害時における、それらの挙動状況を想定する必要があります。

設備機器・備品等の転倒・落下等への対策として、多くの書物に下記のような数多く提案・知恵が示されています。

<家具全般について>
<食器棚について>
<本棚について>
<ガラスについて>
<照明器具等について>
<電化製品について>
<インテリア等について>

以上、いろいろと教えられる点がありますが、これら以外にも個々の状況に応じて措置しておく必要があります。
また、これらの対策は、屋内における避難経路(次回以降に考察)を想定しながら進めていくことも大切です。