【基本的安全対策事項】
- 活線&停電範囲の作業関係者への周知徹底
- 監督者の配置
- 連絡事項の明確化
受電室内蛍光灯取替え作業時の感電死亡
【事故の概要】
受電室内蛍光灯を脚立に上り取り替え中、断路器に頭部が接触し、感電。
その際、脚立から転落し、頭部をコンクリート床面で強打した。
脳挫傷のため3日後に死亡。
事故発生時、施設内停電。
事故発生時の被災者は、無帽、通常の作業服、ゴム底紐付き運動靴を着用していた。
【事故の原因】
- 被災者の単独行動
停電するか、活線近接作業として対応すべき作業を安易に行った。
--電気主任技術者の指示を仰いでいない
--受電室内の危険性の認識不足(安全教育の不足) - ---
【事故原因から導かれる対策】
- 責任体制の明確化
--電気主任技術者及び作業者の責任&業務の区別化 - 作業要領の確立
--活線近接作業時の安全防護具の使用等の明確化 - 教育訓練の実施
--受電室内での作業の危険性の認識、作業要領の教育訓練等の実施 - ---