建築設備管理

リスクベースド・メンテナンス

③ 統括管理業務の内容

「(建築設備管理)統括管理業務」は下記のようになります。 1.法定技術責任者の選・解任 管理建築物の維持管理において、関係官庁に届け出等を必要とする法定技術責任者(下記例)を、当該管理担当構成員の中から選任する。(退職・異動等により不在とな...
リスクベースド・メンテナンス

④ 建築物管理における “リスク把握” の必要性

建築物の管理(安全・衛生・快適・利便・経済性等の管理)において、重点管理による持続性と管理効率向上を目的に、リスクアセスメント手法の活用を検討していきます。 【建築物管理におけるリスクの把握の必要性】 建築物を管理運営していく過程において、...
リスクベースド・メンテナンス

⑤ リスクアセスメントの手法について

リスクアセスメントの一般的な手順は、簡略にまとめますと次のようになります。 ①【対象とする建築物に存在する維持管理におけるハザードの洗い出し】 建築設備の管理においては、個々の設備機器に関する専門業者が存在しますが、管理という視点で、事故事...
リスクベースド・メンテナンス

⑥ 具体的な危険源(ハザード)分析法の例等について

個々の作業と危険源との具体的な関係についての考察には、危険源(ハザード)分析法として以下のような手法が挙げられています(参考として例示してみます) ●設備機器管理における異常時対応のハザード分析 HAZOP(Hazard and Opera...
リスクベースド・メンテナンス

<参考>設備経年劣化による災害リスクとその防止

厚生労働省より「設備の経年化による労働災害リスクと防止対策」についてチェックリストが示されています。このチェックリストは生産設備における調査をもとにしたものですが、設備管理の要点が示されており、建築設備の管理においても活用できます。(参考と...