「中⼩企業庁BCP策定運⽤指針」の概略

「中⼩企業庁BCP策定運⽤指針」においては、予防策だけでなく、起きたときにどうするか、その後如何に立ち直るか、ということについての検討事項が記されています。

「BCP」の策定⼿順及び検討事項(概要)には、下記(問いかけ)が示されています。

BCPは企業経営の延⻑線上にある(あらゆる経営改善との接点がある)ものといえます。
経営トップが真剣に向き合わなければ、⽂書類の作成だけの「絵に描いた餅」となりかねません。
本質を理解しないで、BCPの文書だけを整えることを目的とすると、BCPの作成過程における様々な検討による“経営上のメリット”を享受することができないばかりか、経営の負担になるようなことが起こりかねません。
--きれいな文書を整えても、経営者をはじめ、組織全体にその内容が伝えられ理解されなければ、結局は使いものになりません。
このような状況では、いざという時に役立たないBCP文書を手間暇かけて維持していくことになってしまいます。