備蓄も、欠かすことのできない基本的な対策です。
まず、従業員が数日間会社にとどまるという観点で備蓄を計画していくことがポイントとなります。
通常のインフラ設備が使えないことを前提に考える必要があります。
水、トイレ(水がない。排水管が壊れている等)、食糧等下記に通常挙げられている基本的な備蓄品を列記します。
(それぞれの企業の実情により付加する必要があります)
- 水(飲料用と生活用のため、一人1日3リットルが目安)
- 食物(非腐食性食品を少なくとも3日分)
- 缶切り及び紙製(またはプラスチック製)食器
- カセットコンロ及びガスボンベ
- ラジオ(電池型、手巻き充電型)と予備電池
- 懐中電灯と予備電池
- 救急箱
- 防具類(ヘルメット、防じんマスク、アイガード、手袋など)
- 衛生用具類(ウエットティッシュ、トイレットペーパーなど)
- 工具類(ペンチ、ハンマー、レンチ、シャベル、てこ用棒など)
- 文具類(筆記用具、マジックペン、ノートなど)
- 蓋付きポリバケツ、ゴミ袋、ほうき
- ビニルシート及びテープ(すき間閉じ等)
- ブルーシート
- 簡易トイレ製品(または、トイレ用ビニール袋及びビニールテープ)
- カメラ、フィルム、予備電池(損害記録のため)
- 毛布(可能ならば簡易ベッドやマット)
- 現金(小銭も)、キャッシュカード、クレジットカード(ATM使用不可の場合)
- BCP関係書類他(連絡先、活動内容、拡声器等)
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