災害時には被災社員も発生し、少数社員で重要事業(業務)に対応しなければならない事態も想定されます。
また、代替要員の確保も検討しておく必要があります。
従業員の能力把握
- 資格要件、業務能力要素の把握整理
--評価項目を定めておき、業務代替性を検討しておく
--重要業務に必要なスキルの明確化
--「社員別業務担当能力マトリクス(スキルマップ)」の作成
--計画的な資格者の確保、教育計画の作成・実施
--要員の多能工化(負荷の平準化へつながる)
代替要員の居住地域性を把握しておくこと
業務工程マニュアルを充実・整備しておく
- 緊急時の対応マニュアルとして、経験の浅い従業員でも対応可能なように準備しておく。
OB等外部要員の確保を検討しておく
- 退職者等のOB・OGで、要員としてサポートを受け得る人を確保しておく
- 関連企業或いは同業者等からの援助要員も検討しておく
多能工化の訓練(クロストレーニング)
一つの仕事を複数人が実施出来るようにしておく。
スプリットオペレーション(特に、感染症対応)
人材を2つ以上のチームに分け、同時に被災しないように勤務場所・作業場所を分ける。
あるいは、ローテーション勤務を行う。