安否確認情報の整理
- 各社員の連絡手段を事前に把握しておく
--スマホ・携帯電話等について、個人情報とする人もあるかもしれないので、緊急時における会社としての対応基準を定めておく必要がある。 - 「連絡が取れなかった場合」等についても、検討し周知しておく。
連絡先リスト
- 取引先リスト等に集約化する
--機密の保持等の必要性により、リストを分ける。
--携行カードに必要連絡先の記入等の有効活用化も考える。 - 最新化更新(平常時の努力)
--業務において活用すると、日常的に更新ができることになる。
安否確認手段の複数化
- スマホ・携帯電話等がつながらない場合、他の連絡手段も検討しておく。
--災害伝言サービス、クラウド等の活用 - 最終的には、近隣の人が確認に行くということも考えておく
--居住地域のグループ化等が考えられる
安否確認手段は、平常時に備え、複数の通信手段を準備しておくことが必要となりますが、一般的によく利用されているのは「固定電話」「携帯電話」「携帯メール」「PCメール」です。
それ以外の例として、MCA無線や衛星携帯電話の活用等の事例もあります。
※MCA無線
バスやタクシー等でも広く利用されている業務用通信方式の一つ。
混線に強く、無線従事者の資格が不要。
※衛星携帯電話
人工衛星を経由して通信を行う通信方式の一つ。
無線基地局設備が不要で、被災時でも通信可能な手段となる。