⼈間は、床⾯の⼩さな突起や段差でつまずく可能性があります。
しかし、床⾯の突起や段差を完全に無くすということも無理です。
そこで、材質の⾊を変えたり、照明により目⽴たせたり、空間を区切るなどの⼯夫により、突起や段差の存在を、歩⾏している⼈に⼗分に認識させるということが考えられます。
また、突起や段差がなくとも、滑りやすい床から滑りにくい床へ移るとき、⽔平な床から斜路の登り⼝にかかる部分など、上記滑りと反対の歩⾏⽅向の場合につまずきを誘発しやすくなります。
滑りの違う床⾯の場合は、中間の滑り程度の床材の使⽤等が考えられますが、斜路の登り⼝のつまずきについては、下り⽅向歩⾏を考慮して滑りにくい床材が使⽤されているケースが多く、要注意となります。