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防災対応

火災① ⽕災の進⾏過程

密閉空間における、消⽕活動などの⼿を加えない「放置⽕災」は、⼀般的に下記のような進⾏過程を経るとされています。はじめは「くん焼状態」が続き、空間の温度が上がっていき、可燃性ガスと酸素の温度と濃度がある適合状態となったとき、爆発的に⽕勢が拡⼤...
防災対応

火災② 建築物における3段階の⽕災対策

出⽕直後の「初期消⽕」に成功すると⼤きな被害にならないケースが多いのですが、万⼀初期消⽕に失敗したときに備えて、⼆重三重の安全対策を計画しておくことが必要となります。⽕災対策は、⼀般的に⼤きく3段階から構成されています。<第1段階>⽕災予防...
防災対応

火災③ 安全区画について

「安全区画」とは、主に次のことを目的とした避難路上の区画のことです。1.避難中の⼈々を⽕や煙から守る。2.逃げ遅れた⼈を⼀時的に保護する。3.階段室への煙の侵⼊を防⽌する。避難安全上の必要性から、階段の前室のように安全区画を設けることもあり...
保安警備業務関係

川義事件(最判昭59.4.10)−−安全配慮義務の例

川義事件(最判昭59.4.10)−−安全配慮義務の例宿直勤務中の労働者が社内に侵⼊した窃盗犯に殺害された事件最⾼裁は、「宿直勤務の場所である本件社屋内に、宿直勤務中に窃盗等が容易に侵⼊できないような物的施設を施し、かつ、万⼀盗賊が侵⼊した場...
防犯関連法規等

既存共用住宅改修における防犯配慮設計指針(抜粋)

国⼟交通省「防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針」において、既存住宅共⽤部分の改修について、下記の設計指針(抜粋)が⽰されています。<共⽤出⼊⼝>共⽤⽞関は、道路等からの⾒通しが確保されたものとすることが望ましい。共⽤⽞関扉は、内外を⾒通せ...