墜落の防止

建築安全
墜落の防止

墜落の防止

「墜落」の防⽌3条件

墜落のために設けられているものが、その機能を果たすためには、⼀般に次の3つの条件が満たされていなければならないとされています。 ①⼈間がその上を越えて落下することのない⼗分な⾼さがあること。②⼈間が加える⼒に耐えるだけの⼗分な強度があること...
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「墜落」の防⽌:①⼿摺・腰壁などの⾼さについて

墜落防⽌の⼿摺については、⼀般には、床⾯よりの⾼さが下記以上必要とされています。 成⼈を対象とした場合 1,100mm以上6歳くらいまでの幼児(⼩学校⼊学前の幼児)を対象とした場合 800〜850mm以上 上記⾼さは、⾶び上がったり、意図し...
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「墜落」の防⽌:②強度について

⼿摺・⾯格⼦などの強度は、少なくとも⼈間が出し得る最⼤⼒に耐えるものでなければならないと考えられます。 ⼈間の出す⼒については、下記のようなデータが示されています。 1⼈が寄りかかったとき 25[kg/1m幅] 1⼈が全⼒で寄りかかったとき...
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「墜落」の防⽌:③隙間について

⼿摺・⾯格⼦などの部材間、或いはそれらの建物本体との間に隙間がある場合、そこから⼈体がすり抜けてしまわないように、狭くしておく必要があります。 また、⼈間の「すり抜けようという意図」がある場合、とくに⼦供の⾏動についての考慮が必要です。 ⼀...
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「墜落」の防⽌:④その他の配慮事項について

墜落防⽌については、上記以外に下記のような考慮すべき事項があります。 ◎住宅などの窓ガラス清掃時等の墜落危険 部屋の内部から窓ガラスの清掃をする場合などは、⼿を伸ばして拭ける範囲を超えると、⾝を乗り出して拭くということになります。 ◎ペント...