ある空港で搭乗を待っているときのことです。
どうやら飛行機の座席がオーバーブッキングされていたらしく、次の便でもかまわないという人は申し出てほしい、お礼にサービス引換券を差し上げるという内容のアナウンスが流れてきました。
ところがそのサービス券の額がなんと1万ドル(約100万円)だというのです。
もちろん、このとんでもない金額はジョークでした。
聞いている人を笑わせたかったのでしょう。
実際ウケていました。
ところがその後、アナウンスを行った係官が実際の額(200ドル<約2万円>分の引換券)を示しても、誰一人、応じないのです。
結局、応募者が現れるまでその額は300ドル、500ドルと二回引き上げなくてはなりませんでした。
200ドルでは申出を躊躇するようになるかもしれませんが--