カナダの心理学者が、競馬場にいる人々について興味のある事実を見出しました。
彼等は自分が賭けた馬の勝つ可能性について、馬券を買う直前よりも、買った直後の方が、勝率を高く見積もっていたのです。
もちろん、その馬が勝つ可能性は現実にはまったく変わっていません。
競馬場も、コースも、馬も同じです。
しかし、ひとたび馬券を買ってしまうと、購入者の心の中では勝つ見込みが明らかに高まったのでした。
『コミットメントと一貫性』from「影響力の武器」(ロバート・B・チャルディーニ著)
この「気持ちの変化」分かる気がします。
迷っていた物の購入を決めたとき(契約をしたとき)、(肯定的な)満足感を感じることあります。
--無理にその方向へ自分を持っていっているのかも知れませんが--