<清掃①>清掃業務の必要性について

ごみ・汚れほこりを放置しておくと、建物利⽤者に不潔感や不快感を与えたり、施設の利⽤機能低下や材料劣化を促進させるばかりでなく、下記のようなさまざまな衛⽣上の害の原因ともなります。

ごみが溜まったり散乱すると、ネズミ・ゴキブリ・ハエ・ダニなどの発⽣源となったり、棲息・増殖の原因となります。
−−これは悪臭等の不快ともなりますが、ときには消化器系の伝染病や⾷中毒等の病原体の媒介ともなります。

ほこりは、⼟砂の乾燥微粒だけでなく、煤煙・炭素粒⼦・各種の摩耗粉や硫⻩酸化物・窒素酸化物・⼀酸化炭素・炭化⽔素等の有害ガスが含まれており、またアレルギー病原菌・化膿疾患菌・感染性細菌等が含まれている場合もあります。
−−このような汚染されたほこりを吸⼊すると、呼吸器を害したり各種アレルギー等病気の原因ともなります。

汚れには有害物を含むものと含まないものがあり、⼀般的には直接健康障害をもたらすことはないとされていますが、汚れの種類によっては、細菌感染の原因となり衛⽣上の問題を引き起こす場合があります。
−−ときにはカビなどが発⽣して不衛⽣な動物や害⾍類の発⽣原因となります。