建築物環境衛生管理
排水設備の管理(留意点)
阻集器の未設置、清掃不良などによる排水固形分の排水管への付着、堆積による詰まり、下水道管への有害な物質の流出などにより、排水障害を発生している例がある。 また、排水トラップの破封による室内への悪臭の発生は、室内環境の悪化につながり、注意しな...
環境衛生管理関係事故例(給水設備関係)
クロスコネクションによる事故 数棟ある団地で、便所の洗浄水に工業用(中水)を使用し、便所の洗浄水以外は上水道を使用するよう設計されていた。建築物内においては、それぞれの配管の色別をしクロスコネクションの防止策を行ったが、屋外埋設管において、...
給水設備の管理(留意点)
受水槽などの死水の発生 受水槽の容量が大きく使用水量が少ないときには、死水が発生する恐れがあります。建築物の用途変更などにより、極端に使用水量が少なくなった場合は、受水槽内に死水が発生するため、中仕切りを設けるなどして、使用水量に見合った容...
環境衛生管理関連事故例(居室における空調換気関係)
居室における事故事例 カラオケボックスにおける酸欠事故 事務所ビルを改造してカラオケボックスを設けていたが、室内に居た者が目や喉の痛みを訴えて救急車で病院に運ばれた。原因は、換気設備のない無窓階の居室を長時間使用していたため、二酸化炭素濃度...
環境衛生管理関係メモ
容積濃度[ppm] 容積濃度[ppm]=ガス1モルの体積[m3] × 空気1m3中のガスの質量[g] ÷ ガス1モルの質量[g] × 106 室内空気汚染濃度(換気が行われている場合) 室内空気汚染濃度=外気濃度 + 室内汚染発生量 ÷ 換...