建築物安全衛生管理

墜落の防止

「墜落」の防⽌:①⼿摺・腰壁などの⾼さについて

墜落防⽌の⼿摺については、⼀般には、床⾯よりの⾼さが下記以上必要とされています。成⼈を対象とした場合 1,100mm以上6歳くらいまでの幼児(⼩学校⼊学前の幼児)を対象とした場合 800〜850mm以上上記⾼さは、⾶び上がったり、意図して越...
墜落の防止

「墜落」の防⽌:②強度について

⼿摺・⾯格⼦などの強度は、少なくとも⼈間が出し得る最⼤⼒に耐えるものでなければならないと考えられます。⼈間の出す⼒については、下記のようなデータが示されています。1⼈が寄りかかったとき 25[kg/1m幅]1⼈が全⼒で寄りかかったとき 15...
墜落の防止

「墜落」の防⽌:③隙間について

⼿摺・⾯格⼦などの部材間、或いはそれらの建物本体との間に隙間がある場合、そこから⼈体がすり抜けてしまわないように、狭くしておく必要があります。また、⼈間の「すり抜けようという意図」がある場合、とくに⼦供の⾏動についての考慮が必要です。⼀般的...
墜落の防止

「墜落」の防⽌:④その他の配慮事項について

墜落防⽌については、上記以外に下記のような考慮すべき事項があります。◎住宅などの窓ガラス清掃時等の墜落危険部屋の内部から窓ガラスの清掃をする場合などは、⼿を伸ばして拭ける範囲を超えると、⾝を乗り出して拭くということになります。◎ペントハウス...
転落の防止

「転落」の防⽌対策

「建築物における転落」は、主に「階段からの転落」が考えられます。階段転落災害の防⽌については、次の5項目の要素が挙げられます。 ①階段のタイプ ②勾配と蹴上げ・踏み⾯寸法 ③段表⾯の仕上げ ④⼿摺について ⑤その他の考慮事項