建築物安全衛生管理

防災対応

防災③ 管理組織における防災対策「望ましい対応」について

国⼟交通省マンション管理標準指針では、防災対策として次の4項目を「望ましい対応」として掲げています。①災害時に必要となる道具・備品・非常⾷類の備蓄具体的に備蓄するものとしては、下記のものが想定されます。⾷料、⽔、テントなどの避難⽣活に要する...
防災対応

火災① ⽕災の進⾏過程

密閉空間における、消⽕活動などの⼿を加えない「放置⽕災」は、⼀般的に下記のような進⾏過程を経るとされています。はじめは「くん焼状態」が続き、空間の温度が上がっていき、可燃性ガスと酸素の温度と濃度がある適合状態となったとき、爆発的に⽕勢が拡⼤...
防災対応

火災② 建築物における3段階の⽕災対策

出⽕直後の「初期消⽕」に成功すると⼤きな被害にならないケースが多いのですが、万⼀初期消⽕に失敗したときに備えて、⼆重三重の安全対策を計画しておくことが必要となります。⽕災対策は、⼀般的に⼤きく3段階から構成されています。<第1段階>⽕災予防...
防災対応

火災③ 安全区画について

「安全区画」とは、主に次のことを目的とした避難路上の区画のことです。1.避難中の⼈々を⽕や煙から守る。2.逃げ遅れた⼈を⼀時的に保護する。3.階段室への煙の侵⼊を防⽌する。避難安全上の必要性から、階段の前室のように安全区画を設けることもあり...
防犯関連法規等

既存共用住宅改修における防犯配慮設計指針(抜粋)

国⼟交通省「防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針」において、既存住宅共⽤部分の改修について、下記の設計指針(抜粋)が⽰されています。<共⽤出⼊⼝>共⽤⽞関は、道路等からの⾒通しが確保されたものとすることが望ましい。共⽤⽞関扉は、内外を⾒通せ...