建築物安全一般
建築物⾃主点検
⾃主点検は、修繕の必要性等の建築物の実情を把握することが主な目的であり、専門業者への依頼の必要性判断の根拠となるのもです。 管理者が建築物及び設備のチェックリストを⽤いて、建築物及び設備の各部位の異常に気づくことが重要となります。年に1回程...
専門業者による調査・診断
調査・診断とは下記のように定義されています。 「建物各部や機器の劣化や損傷、作動状況を調査・測定し、将来の影響を予想し、必要な対策を明らかにすること。」 ⻑期修繕計画の作成や⾒直し、⼤規模修繕の時期及び内容の決定の資料となります。 診断レベ...
施⼯業者選定のポイント
施⼯結果の良否により、以後の維持管理に⼤きな差異が出る場合があります。 施⼯業者選定の基準として下記のような項目が挙げられています。 <施⼯会社の技術⼒> ⼯事価格⾒積内容の正確さ⼯事費(数量・単価)の妥当性※「品質の⾼いものを安価に」が原...
「墜落」の防⽌3条件
墜落のために設けられているものが、その機能を果たすためには、⼀般に次の3つの条件が満たされていなければならないとされています。 ①⼈間がその上を越えて落下することのない⼗分な⾼さがあること。②⼈間が加える⼒に耐えるだけの⼗分な強度があること...
「墜落」の防⽌:①⼿摺・腰壁などの⾼さについて
墜落防⽌の⼿摺については、⼀般には、床⾯よりの⾼さが下記以上必要とされています。 成⼈を対象とした場合 1,100mm以上6歳くらいまでの幼児(⼩学校⼊学前の幼児)を対象とした場合 800〜850mm以上 上記⾼さは、⾶び上がったり、意図し...